地元消防団も協力!平成29年度平和記念公園一斉清掃及び元安川護岸ボランティア清掃


8月6日に挙行される平和記念式典に先立ち、平和意識の高揚とホスピタリティの向上を図るため、広島市公衆衛生推進協議会、広島市の主催により、平和記念公園一斉清掃及び元安川護岸ボランティア清掃が行われました。

この一斉清掃は世界各国から多くの人が訪れる平和記念式典に先立ち、平和記念公園とその周辺をきれいにしようと、広島市公衆衛生推進協議会が昭和45年(1970年)にはじめたもので、平成9年(1997年)からは元安川護岸清掃もスタートしました。以降、毎年実施されており、平和について考える機会ともなるこの活動には毎回多くの人々が参加されています。平成29年7月27日に実施された一斉清掃には広島市の松井一實市長や広島市職員に加え、市民や企業も参加。午前7時15分からの約1時間、ごみ拾いや草むしりなどが行われました。

そして、平和記念式典の後に行われる「とうろう流し」。原爆ドーム前を流れる元安川にとうろうを流し、 原爆、戦災、一般死没者のご冥福を祈るとともに、広く世界へ平和のメッセージを発信し、恒久平和を祈願する行事として広く知られています。この会場となる原爆ドーム対岸の元安川護岸清掃は、市職員と地元消防団が担当します。

広島市中消防団の団員たちは一斉清掃の開始前に準備をスタート。可搬ポンプを川岸まで搬送して吸管を設定し、予備放水を行って汚れやコケを浮かせます。また、研磨剤として使用する砂を撒き、護岸に付着したコケなどを落としやすくするとともに、滑りにくくしておきます。

この段階では足元はコケが生し、さらに満潮時に水に浸っていた護岸は滑りやすい状態。消防団による事前準備も慎重に作業が進められます。

黙とうを行った後、本格的な清掃活動が始まります。階段部分は上段から下段へ、デッキブラシで擦って汚れを落とすと、消防団による放水で綺麗に洗い流します。早朝とはいえ、熱く照りつける日差しの中行われた元安川護岸清掃。最後は消防団による一斉放水も実施されました。

 

 

  • 可搬ポンプを声かけしながら慎重に下ろす。
  • 最上段から3段目以降は濡れており、コケなども付着していて滑りやすい状態。
  • 元安川に吸管を投入。
  • 可搬ポンプから1線2口を延長。
  • 放水準備と平行し、清掃エリアの草むしりを実施。
  • コケや汚れを落とすため、研磨剤として砂を使用する。
  • 汚れなどを浮かせるため、事前に放水を実施する。
  • 清掃作業に先立ち黙とうを行う。
  • 護岸に降りて清掃作業開始。
  • 対岸の原爆ドーム周辺では一般市民と企業による清掃作業が行われていた。
  • ブラシがけが済むと放水で洗い流す。
  • 洗い終えた上段(写真下側)と洗浄中の下段(写真上側)。
  • 適宜放水により落とした汚れを流しつつ、デッキブラシによる磨きを行う。
  • ある程度デッキブラシで汚れを落とすと、ストレート放水により残りの汚れも洗い落とす。
  • デッキブラシによる洗浄が済み、消防団による放水できれいに洗い流された状態。
  • 広島市中消防団の皆さん。
  • 清掃を完了した護岸部分。潮が満ち、可搬ポンプを設定していた部分などは水に没している。
  • 平和記念式典が行われる平和公園。式典のためのテントもすでに用意されている。

 


 

風景写真提供:広島県

写真:谷口幸三

文:木下慎次

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