Grimpday 2017 JapanChallengeProject 現地レポート

 

 

6月2日:Grimpday 大会1日目

 

想定1

ナミュール消防署内が会場。
作業現場の狭い屋内で作業していた作業員が気分不良により動けなくなったという CSR(コンファインド・スペース・レスキュー)を取り入れた想定。
消防署内に設定された暗く狭い空間において、ロープを頼りにビクティム(要救助者)までたどり着き担架へ収容。通路を抜け、上階へ引き上げられる場所まで搬送し、ロープを使用して引き揚げる。

 

 

 

想定2

陸上競技場が会場。
夜間照明の上に腕を負傷した作業員がおり、自分では下へ降りることができないという想定。
夜間照明は30m程の高さがあり、頂上付近の足場は重量制限により救助隊員2名しか進入できないという制限が設けられている。
2名の少ない人員でビクティムを地上まで降ろし、すべての資機材を最初の状態に集めるとミッション終了。

 

 

 

想定3

屋内体育館のような天井の高い施設が会場。
段差のある屋上に作業員がおり、動けなくなっているという想定。
特に制約があるわけではありませんが、2段階になっている屋上と支点位置の制約、指定されたラインを超えた位置に要救助者を降ろさないといけないということで、上下でのコミュニケーションが重要となってくる想定。
この想定も全ての資機材を指定された場所まで集めてミッション終了となる。

 

 

想定4

郵便局が会場。
屋上で作業していた作業員が動けなくなっているという想定。
今回の想定では、ビクティムまでのアプローチと屋上からの移動は一方通行であるという制限があり、屋上へは梯子車を使用して上がり、屋上からはロープを使用して降下するというもの。
この想定も全ての資機材を地上に降ろしミッション完了となる。

 

 

 

想定5

軍の施設が会場。
施設の屋上で作業していた作業員が動けなくなっているという想定。
ビクティムまでのアプローチは階段が使用できるが、救出後は階段が使用できないため救助隊員もロープを使用して地上へ降りるというもの。
ただし、最後の1名だけは資機材撤収のため階段が使用できるということだった。
この想定も全ての資機材を地上まで集めてミッション終了となる。

 

 

 

 

6月3日:Grimpday 大会2日目

 

想定1

聖オーバン大聖堂の内部が会場。
聖堂内の大空間でロープを使って作業していた作業員が動けなくなったという想定。
ここでは代表者1名だけで救助活動を実施し、残りは指定位置で見学するよう指示された。
今回の救助時間はハーネス障害を考慮し20分。また、ビクティムまでたどり着くのに15分以上かかった場合も失格という短時間での救出が課題。
レスキュアーとビクティムが地上に降りたところで訓練終了となる。

 

 
 

想定2

聖オーバン大聖堂の釣り鐘がある塔部が会場。
塔の屋上外周部分で作業している作業員が動けなくなり、自分では下へ降りることができないという想定。
40m程の高さがあり、内部は石造りの螺旋階段。担架を使って救出した後は、レスキュアーもロープで下まで降り、最後の1名が資機材を撤収し、螺旋階段を使い下まで降り、すべての資機材を最初の状態に集めるとミッション終了となる。

 

 

 

想定3

ナミュールの鐘楼といわれる塔が会場。
外周は改修用の足場が設置されており、その足場で作業中の作業員が動けなくなっているという想定。
足場は1平方メートルあたり300kgという活動人数の制限があり、足場パイプに補強を行い強度を上げることが求められた。
ストレッチャーにビクティムを収容してレスキュアーと一緒に救出し、全てのレスキュアーがロープを使い下まで降り、ロープ回収を行い、全ての資機材を集めてミッション終了となる。

 

 

想定4

カルチャーセンター建設途中の工事現場が会場。
下階で動けなくなった作業員を一旦上階へ引き揚げて救出するという想定。
ビクティムへのアプローチもロープを使用して行う必要があり、救出した後もレスキュアーはロープを登ってくる必要がある。
工事現場であるため活動スペースに一定の制限があり、限られたスペースで活動を行い、全ての資機材をスタート位置まで集めてミッション終了となる。

 

 

 

想定5

カルチャーセンター建設途中の工事現場が会場。
上階から地上へビクティムを下すというもので、想定4を引き継いだ想定。
この想定では、ビクティムは自分たちのすぐ近くにいる状態でスタート。アプローチには何も支障もなく、ビクティムを救出した後は、階段を使用し全ての資機材を地上まで集めてミッション終了となる。

 

 

 

 

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