緊急消防援助隊(救助小隊)土砂災害対応訓練

 

 近年では緊急消防援助隊が派遣される大規模な自然災害、なかでも土砂災害が各地で発生している。こうした現状を踏まえ、土砂災害の現場に派遣された救助隊員が、迅速、的確かつ統制のとれた活動が行えるよう、知識、技術及び体力を向上させることを目的とした訓練が実施された。主催の綾部市救助研究会は綾部市消防本部に所属する職員有志らが自己研鑽のために活動しているもので、今回の訓練には同本部からの21名に加え、近隣消防本部からも有志13名が参加した。訓練は平成29年12月6日と7日の2日間をかけ実施。在日米海軍統合消防局佐世保消防署の草場秀幸氏を講師に招き、土砂災害時の救助活動についてやICS(インシデントコマンドシステム・緊急時総合調整システム)について学びを深めた。1日目の土砂災害を想定した実技訓練では、訓練場に用意された土山から要救助者を救出。土砂をいかに効率的に除去するかについてレクチャーされた。2日目のICSについてでは、色鉛筆での「ぬりえ」を救助活動に見立て、指揮本部のコントロールの元に集積管理されている資機材(色鉛筆など)を効率的に各サイトへ回し、スムーズにミッションにあたるという机上訓練が行われた。

 

  • 活動隊員の足元にはグランドパッドを敷き、山側からの土砂流入をコンパネにより止める。
  • しっかりと土砂を掘り進め、要救助者を救出。
  • ICSを学ぶ机上訓練の様子。

 


 

本記事は訓練などの取り組みを紹介する趣旨で製作されたものであり、紹介する内容は当該活動技術等に関する全てを網羅するものではありません。
本記事を参考に訓練等を実施され起こるいかなる事象につきましても、弊社及び取材に協力いただきました訓練実施団体などは一切の責任を負いかねます。

 


 

情報提供:綾部市救助技術研究会

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