各地の消防本部にて正式採用が進む! 創傷処置資器材

世界の主要国で爆破テロが頻発している中、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、日本においても爆破テロへの警戒が急ピッチで進められている。爆発を原因とする「防ぎ得る外傷死」の特徴といえるのが四肢離断などによる出血多量。そこで出血の早期コントロールを可能とする止血帯「ターニケット」といった創傷処置資器材が注目を集めている。
東京消防庁においては平成29年より創傷処置資器材を正式に採用。同年11月には全消防署の救急隊指導者等約300名に対し、導入に伴う職員教養を実施。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催予定地を管轄する3消防本部(藤沢市消防局、千葉市消防局、横浜市消防局)に対し、総務省消防庁が試行教育を実施している。
あわせて、救急業務のあり方に関する検討会報告書において「事態対処医療では、爆傷のメカニズム、新たな救急資器材(例:救命止血帯(ターニケット))等の使用方法などの医学的に裏打ちされた項目について、救急隊員が知識及び技術を習得していくことが期待される。」と紹介され、消防教科書『救急』などにも関連解説が追加された。
さらに一般の世界においても、2019年4月にリニューアルされた「赤十字救急法」において、止血帯止血法としてターニケットに関するプログラムが加わっている。
ここでは現在注目が集まっている創傷処置資器材をピックアップして紹介する。

【参考資料:総務省消防庁】

緩みを排除した止血帯・SAMターニケット

一般医療機器製造販売届出番号:13B3X00138000058

SAMターニケットはTRUFORCE™バックルを採用し、ターニケット失敗の主な原因である「緩み」を解消するオートロックテクノロジーを採用。適正圧力で自動的にロックし、素早く確実に止血を可能にする革新的なターニケット。

 

 

 

新たな止血帯 NARターニケット

一般医療機器製造販売届出番号:13B3X00138000059

NAR ターニケットはTCCC(Tactical Combat Casualty Care・標準戦闘外傷ケア)に採用され、四肢の止血に効果を発揮。その結果「防ぎ得る外傷死」の減少に成功し、有効性を実証してきた。

 

 

 

 

圧迫止血ができる救急包帯・ETD包帯

強力弾性ポリエチレン製の包帯に非粘着型創傷パッドを備えたオールインワン仕様で現場において迅速に応急手当が行える救急包帯。強度と伸縮性に優れ、十分な長さと幅をもつが、束になったりよじれたりしない。包帯が垂れ下がることもなく的確に患部へ装着可能。

 

 

 

開放性気胸のための閉塞救急絆創膏・SAM チェストシール バルブ付

一般医療機器製造販売届出番号:13B3X00138000023

SAM チェストシールは、生命を脅かす緊張性気胸につながる開放性気胸を処置するために開発された救急絆創膏。バルブにより胸腔からの呼気の脱気が可能な一方向弁が装着されている。

 

 

 

骨盤を安全に固定・サムスリング-II

一般医療機器製造販売届出番号:13B3X00138000020

骨盤損傷による出血は命に関わる危険な損傷だ。サムスリングは骨盤を外周から、圧迫-整復-固定し安定化させることが可能。操作はバックルにベルトを通し両サイドに引くのみで、骨盤全面をゆっくりと安全に固定できる。

 

 

 

生理食塩水を利用した消毒しない創傷洗浄スプレー・ウンドウォッシュ

一般医療機器製造販売届出番号:13B3X10188000007

負傷部位が土や砂など汚れている場合は被服処置の前に生理食塩水にて洗浄を行う。この洗浄を簡単でスピーディーに行えるのが創傷洗浄スプレー。勢いのあるスプレーにより、少量の生理食塩水でしっかり洗浄することができる。

 

 

 

サッと脱ぎ捨てても迅速な再着装が可能・グローブストラップ

現場活動に欠かすことができないグローブだが、活動中に離脱する場面は意外に多い。そんな時に役立つのがグローブストラップだ。面ファスナーで出来た本体部をグローブベルトに共付けし、ゴムループを腕に通しておけばグローブのハンズフリー携行が可能。サッと脱ぎ捨てても迅速に再着装ができ、着脱時の落下防止にも役立つ優れものだ。

 

 

 

救急現場での情報共有に・NGS-R 救急情報共有シート

救急現場で情報共有に困る内容を最小限に厳選した情報共有シートで、観察結果やバイタルサイン、事案情報などを漏れなく記入できる。また、複写式なので部隊間や医療機関との情報共有に最適だ。

 

 

 

 

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