平成30年度緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練
「山間部の集落(土砂災害警戒区域指定区域)において、余震により大規模な土石流が発生し、集落複数棟が巻き込まれた。周辺道路でも土砂崩れが発生し、走行中の車両複数台が巻き込まれている。また、崩れた土砂が山間部から流れ込んだ雨水等を堰き止め『土砂ダム』を形成し、決壊の危険がある」との想定の下に訓練を実施。第1現場(道路想定)では普通乗用車5台とマイクロバス1台、第2現場(集落想定)では建物10棟と車両2台が被災しており、緊急消防援助隊・救助部隊は高度救助資機材等の活用及び東日本救助犬ユニオンと連携した人命検索及び救助救出活動を実施。緊急消防援助隊・特殊装備部隊が重機を活用して土砂等の障害除去を行うとともに、災害協定締結事業所も重機を投入し活動をサポートする。また、この会場では国土交通省の緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE」から派遣された土砂災害鑑定士が指揮本部への助言を行うとともに、照明車による夜間の活動支援(照明活動)を行った。