注目の消防車両 CLOSE-UP! 消防団指揮車
車内等
すっきりとした運転席周り。助手席側に無線機を備え、サイレンアンプなどはシート間のコンソールに集約。
指揮所の設定状況。サイドオーニングにより天候に左右されず指揮所の設定が可能。また、ドローンから送られる映像を確認するモニターは車外へスイングが可能。
スチールホイールは純正ではなくあえて社外品のデイトナ製を採用。これはサイドオーニングのタープ用ロープを写真のように固定するために開口が広いものを求めたためだ。
助手席後方の専用マウントに備えられたのがATOMOS(アトモス)の19型HDR対応高輝度液晶搭載4Kレコーダー「SUMO19」。スライドドアを開放し、モニターを車外へスイングさせることが出来る。
後部積載スぺースの状況。上段にはSKY・LAND・COASTとそれぞれの場面(災害種別)に応じた基本資機材をボックスにより集約して積載。中段がドローン機体搭載スペースで、下段に照明装置や足場台(横長脚立)などの長尺アイテムを収納。
上段は着脱可能なパイプ式ラックとして設計。必要に応じて取り払うことができる。
後部座席をたたむことで連続した広いフラットスペースとすることができる。(写真提供/焼津市消防団)
荷室をフラットにした際には、資機材ボックスはルーフデッキに逃がすことができる。