TRES 2017 第19回テイセン車両・資機材研修会
平成29年10月13日(金)、栃木県鹿沼市にある帝国繊維株式会社鹿沼工場にて第19回テイセン車両・資機材研修会「Teisen Rescue Equipment Seminar 2017」(TRES 2017)が開催されました。
消防ホースや被服、防火衣、消防車両などを取り扱う帝国繊維株式会社。同社では毎年、近々に救助工作車の更新予定がある消防本部に対して最新の救助工作車や大型油圧救助器具などの救助資機材を紹介する見学会を開催していました。この見学会が研修会として生まれ変わり、内容も大幅に刷新して実施されたのが、この TRES 2017 です。
写真/帝国繊維株式会社ホームページより
研修会の目玉となるのが車両破壊の技術講習と参加者による実習体験。
LUKAS社からインストラクターを招き、最新のバッテリー駆動式大型油圧救助器具であるLUKAS eドローリックにより、実際に車両破壊の体験を行いました。インストラクターによるレクチャーが受けられることとあわせ、実車破壊を通してホースレスの機動性や従来型ツールと遜色ないパワーを体感できるとあり、この貴重な機会に対して多くの参加申し込みがあり、実に120名を超える消防職員が全国各地から集結しました。
写真/帝国繊維株式会社ホームページより
もうひとつの目玉が救助工作車や各種資機材の展示。車両工場では各工程(フレーム架装、中間検査前等)で製作中の車両を見学することができ、さらに、テイセンのフラグシップカーであるHX型を含め、完成した救助工作車の展示も行われました。さらに、シャーシメーカーやキャブ改造メーカー、警光灯メーカー、照明やクレーン、ウインチといった主要装備メーカー、そして積載物である救助資機材の取り扱い業者などが一堂に会しており、約450名のTRES参加者は熱心に説明に耳を傾けていました。
出展報告この度、株式会社ライズは TRES 2017 に初出展させていただきました。 |
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